CRプログラムについて
はじめまして。
私は以前、三越カルチュラル・リプレゼンタティブ・プログラムに参加していました。
上記のプログラムは通称「CRプログラム」と呼ばれ、
ウォルトディズニーワールド(以下WDW)で働くことのできるプログラムです。
今回はこのCRプログラムについて記事を書きたいと思います。
勤務場所は、エプコット・日本館。
日本館は、ディズニーパークの中にありますが
「米国三越」というディズニーではない会社によって運営されています。
エプコットは、大きく「フューチャーワールド」と「ワールドショーケース」の二つで構成されており、
フューチャーワールドには主にアトラクションが、
そしてワールドショーケースには2019年現在、
11カ国のパビリオンが常に並び訪れたゲスト(=お客様。ディズニー用語)は
入園すればいつでも世界万博を楽しめる、というものになっています。
その11カ国の中に日本館が存在しています。
ワールドショーケースは非常にユニークなエリアで、
各国のパビリオンに一歩足を踏み入れると
その国のキャスト(従業員。ディズニー用語)が
笑顔で迎えその国の文化・食事・ショッピング・国によってはアトラクション・・・などなどを楽しめるのです。
そして、すぐ隣の建物に行くと今度はまた違う国のパビリオンが並んでおり
一日で世界中の人々に出会える、とても素敵な場所です。
さて、その日本館で働く日本人をどうやって雇っているのか?
・・・そう、その答えが「CRプログラム」なのです。
勤務期間は、募集時期などでその都度変わりますが、およそ1年間。
どうして1年間かというと、この仕事に就労するために発行されるビザ、
Q1ビザが、およそ15か月程度の有効期限だからです。
このQビザ、国際交流ビザと呼ばれていて
エプコット・ワールドショーケースの各国のパビリオンで働く多くのキャスト(従業員。ディズニー用語)は
このビザを取得し各国から渡米しています。
WDWで多く発行されるので、ミッキービザと呼ばれることもあるくらい
このCRプログラムには必要不可欠なビザとなります。
このQ1ビザ、国際交流ビザ=その場所で自身の国の文化等を紹介するビザなので
雇い主以外の場所では就労することはできません。
CRプログラム以外にも日本からWDWで働く方法はあるのですが、
雇い主:米国三越のQ1ビザを受け取って渡米した場合は
採用会社の米国三越の元で働くことになります。
もともとディズニーが大好きで
このプログラムを学生時代から知っていた私、
いつか、絶対に参加するんだ、そう決めて20代を過ごしてきました。
あっという間に終わってしまったプログラムのことを
このブログを忘備録として記録していきたいと思います。